「任意売却」で費用がかからない理由

任意売却に取り組んでいる殆どの業者は、「任意売却で費用は不要です」

宣伝しています。これは、無料だと言っている訳ではなく、あくまでも

「任意売却で売主自身が用意すべき費用は不要。」だと言っているのです。

 

ただ、任意売却をご存じない方からは、「なぜ費用がかからないのか」

「そちらのメリットは何なのか」「無料はおかしい。何か怪しい」など

様々な事を言われたりもします。

 

そこで、任意売却で費用がかからない理由を簡単にご説明致します。

 

不動産業者の報酬は、仲介手数料です。任意売却でも取引が完了すれば、

当然この報酬を頂きますので、我々にメリットはありますし、任意売却を

無料で行っている訳ではありません。

どういう事かといいますと、売主は任意売却になるのですから、不動産を

売却しても手元にはお金が残りません。残るのは返しきれなかった債務のみです。

 

では仲介手数を支払うお金はどこから捻出するのか?

 

それは債権者との交渉によって、

売却代金の中から債権者の回収額を減らし捻出するのです。

 

この交渉により、売主は「仲介手数料」だけでなく、「引越代」や「税金の

差押え費用」なども手にする事ができる可能性がでます。

 

つまり、債権者との交渉で如何に多くの費用を認めさせる事ができるかが、

任意売却専門業者の腕なのです。

(但し、控除された費用は債務として残るので注意が必要です。機会があれば改めてご説明します)

 

 

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