「不動産の買取」は難しい

当社は任意売却の仲介業務を得意としていますが、「不動産の買取」も行っています。

時々、「不動産の買取」って利益が凄いでしょ!と言われる事もあるのですが、実際は全然そんな事ありません。

我々、不動産業者が買取を行う物件は、大幅な改装を必要とする場合が大半だからです。

雨漏りがしていたり、大量の動産類が放置されていたりの所謂、訳あり物件です。

 

昨年、当社で買取をした大阪市内のマンションでは、お風呂やキッチンなど全て入れ替えた全面リフォームをせざるを得ず、改装費だけで230万円かかりました。

 

その他に、買取時の「仲介手数料」「登録免許税」「不動産取得税」「司法書士報酬」「借入金利」「銀行諸費用」などなど。

 

更に、売却時にも「仲介手数料」「司法書士報酬」「消費税」がかかります。

また、時には販売するための「広告宣伝費」が必要になる事もあります。

数字で示しますと、だいたい1000万円の物件を仕入れても、先の例で言えば1450万円くらいが原価なのです。

 

当然、利益も見込まなくてはなりませんから、実際には更に価格を上げて販売活動をスタートします。

元売主から、「1000万円で売った物件を1500万円で売り出しているけど一体、利益をいくら取るつもりだろう」と思われても、実際に利益は50万円ほどしかないのです。

 

その上、宅建業者が売主の場合には2年間の瑕疵担保責任があり、2年間補修の義務まで付きます。

 

当然の事ながら、売出価格では売れず損失を出すこともありますので、不動産の買取は本当に難しいです。

 

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