任意売却のメリットを伝える

任意売却に関連した出来事として最近ネットの投稿で

「どうせ競売になればゼロなのに、市役所からは滞納分の全額を支払わなければ差押えの解除に応じないと言われた。市役所の考えが理解できない」

と言った内容のものを見る機会がありました。

「債権者との交渉経緯」や「債務者の状況」また「どの立場の方からの投稿」なのか分かりませんので、はっきりした事は言えませんが、少なくともそれを投稿したのが不動産業者であるならば、任意売却を行うには実力不足です。

 

任意売却において、売主は債務の全額を支払わないにも関わらず、抵当権者や差押え権者(債権者)に対して抵当権(差押え)を抹消して欲しいとお願いするわけです。

 

先の債権者の言い分は当然です。しかし、そこで簡単に引き下がるわけにはいきません。結果的にうまくいかない事もありますが、われわれ任意売却専門業者の仕事は、全額支払わないのに抹消して欲しいという一見あり得ない要求を債権者にお願いする代わりに、それを認める事のメリットを債権者に提案する事です。

そして債権者はその提案を様々な角度から検討し、メリットを感じるからこそ「抵当権」や「差押え」などを解除してくれるのです。

 

債権者との交渉で債権者のメリットを提案できなければ断られるのは必然です。

 

もし、債権者が応じないと言った状況で任意売却を諦められた方は、交渉のやり方を変える事により、任意売却が可能となるかもしれませんので、一度グランソレイユまでご相談下さい。

 

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