任意売却物件購入の注意点

任意売却物件の購入にあたって注意点は何ですかとよく質問されます。注意点は、

①売主の瑕疵担保責任が免責である事。

②戸建住宅の場合には、これと類似しますが境界について売主から明示がない事。

③建物内の設備について初期不良を含めて売主は一切の責任を負わない事。

つまり、見たままの状態で購入し、購入後に紛争や不良個所が見つかったとしても全て買主の責任で処理する事を承知のうえで購入しなければなりません。

この様な理由があるからこそ、任意売却物件は通常の物件よりも割安で購入できる可能性がある訳です。

 

そしてもう一つ大事な事は、債権者の抹消同意が得られない場合には白紙解約の条項が付加されます。

通常、「抵当権等の抹消」は売主の責任において行われるものです。売主は売却代金や自己資金で債務を全額返済し抵当権等を抹消できる状態にしなければ違約となります。

しかし任意売却は、既に滞納等で全額返済ができないために、債権者から売却を迫られ売却してもなお債務が残る取引です。このため、取引には債権者の抹消同意が必要となり、抹消については全て債権者の手に委ねられます。

この状況を理解したうえで売買契約を締結し、万一、抹消同意が得られなかった場合には白紙解約となる覚悟が買主には必要です。

 

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