滞納初期段階で考えるべき事とは

任意売却とは、「月々の住宅ローンを支払う代わりに、銀行などの債権者と合意をして、債務額に関係なく相場で自宅を売却する事」を意味します。

なぜ任意売却を行う事が債務者にとってメリットなのか、また、任意売却を行うにあたってどう行動するべきなのか具体例をみてみましょう!

 毎月10万円の住宅ローンを支払っている方がいたとします。

しかし、会社の業績が思わしくなく、給与が大幅にカットとなり、日々の生活が厳しくなってしまいました。

この場合に、生活を犠牲にしてまで無理に住宅ローンを支払ってはいけません。

ましてや消費者金融やカードローンなどから借金をして、住宅ローンを支払うのは最悪の選択肢です。

 住宅ローンは、30年など長期に渡って支払っていくものであり、長期間支払える目途があって初めて成り立つ商品です。

生活を犠牲にしたり、別の借金で住宅ローンを穴埋めしても根本的な解決には至りません。

まず行うべきは、住宅ローンの基となっている不動産を売却し、負債を大幅に減らす事です。そうする事によって遅延損害金の額が大きく変わります。

遅延損害金の利息は、年利約14%です。

仮に3000万円の債務があれば、利息だけで年間420万円、月にして35万円にもなります。しかし、任意売却で不動産を仮に2000万円で売却できれば、債務は1000万円にまで減りますので、遅延損害金の利息も年間140万円、月にして11万円台まで減る事になります。もちろんこれでもかなりの利息を支払わなければなりませんが、両者の違いは明らかです。

またこれと並行して、もうひとつ行うべき事があります。

それは、生活を犠牲にしてでも頑張って支払おうとした住宅ローンの返済金を返済せずに少しづつでも手元に貯める事です。

仮に6ヶ月返済せずに10万円全てを貯める事ができれば60万円の貯金ができます。

この費用は、引越代金や次の賃貸借契約費用などに使えますので、債務者の再出発の一助となります。つまり、限界を超えてぎりぎりまで返済し続けるのではなく、必ずやってくる再出発時に備えて早めに準備をしなければならないのです。

最後に、誤解はしないでください。

住宅ローンは本来必ず返済しなければならないものです。

しかし住宅ローンを返済できなくなると、任意売却であれ、競売であれ、債務者は最終的に自宅を出て行かなければなりません。

グランソレイユでは、住宅ローンの滞納がはじまってから、家を明け渡さなければならない時までの流れを債務者自身にも理解して頂き、その時になって途方にくれないために、債務者自身の判断能力を高めて頂きたいと考えています。

また、生活の犠牲と節約とは大きく異なります。

様々な事情で住宅ローンの支払いが苦しくなる事は皆さんあります。頑張って切り詰めれば支払いが可能にもかかわらず、安易に任意売却へと進む方もいらっしゃいますが、それは間違いです。

仮に任意売却が成立して、少しばかりの資金が手元に残ったとしても、同時に債務も残ります。

頑張って支払いができるのであれば、それに越したことはありません。

生活を犠牲にするとは、「満足な食事をとらない」や「睡眠を削って会社とアルバイトを掛け持ちする」「小さい子供を預けてパートに出る」など健康面や家庭環境に悪影響を及ぼす様な無理をいいます。

詳しい任意売却の説明はこちら

→「任意売却とは」http://g-soleil.info/archives/1540

 

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